artists A


Adam beyer
●official
●about
●listen

[ignition key]
(2002)
スウェディッシュ・テクノの雄。グルーヴだけじゃあないデスクトップ野郎なギミックもご堪能アレ。

デトロイトのグルーヴがしっかりと出てます。スウェーデンからの回答といったところか。マスト。

[essential underground vol.9]
(2004)
DJ-SETSより。やっつけフロアものな1枚目で血圧を上げた後にくるどっしりした2枚目。単なるミックスモノで素通りできない、adamさんの底力を見よ。

ミキシング・選曲、いいセンスしてますね。2枚組でボリュームもノリも過積載。

[snuff & noise]
(2005)
DJ作業に食い足りなさを感じたようなグルーヴ層、ノイズ層、メロディ層の分厚い3層コーティング。全てはきっちり監修され、それぞれに未来がある。

ギリギリでボツになったような素材をかき集めて再構築したような印象だ。演歌で言うところのコブシが無い。

Advent
(CiscoFerreira &ColinMcBean)
●official
●about
●listen

[time trap technik]
(2001)
ビール腹もごっそり凹まずにはいられない極太グルーヴが骨盤に直接注入。腹筋を誇示したくなるスーパーエレクトロ。

ヴォコーダーボイスがたまらないクラフトワークを彷佛するような仕上がり。ジゴロ系+オールドスクールな混血ハードエレクトロ。

Adrian sherwood
(DubSyndicate)
●official
●about
●listen

[never trust a hippy]
(2003)
on-u系ダブ代名詞そのまんま。シャッキリ音色でまったりトリップの常夏の1枚。

ダブ聴いた事無い人なんか入門にいいんじゃないかなと思う。手練手管なクロスオーバーダブ。

Aeroc
(GeoffWhite)
●official
●about
●listen

[viscous solid]
(2004)
何でもいいからポップなエレクトロニカ、と飢えてる場合にはピッタシカンカンかと。よくある、と言ってしまえばまあ…でもキレイな音です。

中途半端と言ってしまってもいいくらいな実験性にはほとほとうんざりした内容でした。BGMとしてもムリかな。

Akufen
(MarcLeclair)
●official
●about
●listen

[my way]
(2002)
ンッニャッンッにゃッって感じのカットアップ=サンプリングつなぎの奇妙なノリがギュー。技師って感じがピッタリですねこの人。

洗練されたカットアップも下世話な展開に聴きやすさ◎ 初めの一歩はこちらから。

[musique pour 3 femmes enceintes]
(2005)
本人名義のプライヴェート・アクアリゾート。アクフェンの持っていた"空間"の魅力が無限に拡大化。自然回帰の胎児回帰傑作。

エレクトロニカを踏襲しアンビエントの流れを汲んだアンビエントオルタナティブと説明してもよいだろう。ハイテク文明あっての21世紀型環境音楽。

Andreas tilliander
●official
●about
●listen

[ljud]
(2001)
霜柱のあぜ道に踏み込む楽しさ、というか。意外とお散歩にピッタリかと思われるステップバイクリック。

仄かに自我を漂わせるオブジェ。そこにあるクリック組曲。

Aphex twin - click here to Aphex twin independent page

Armand van helden
●official
●about
●listen

[2Future4U]
(1999)
サイト開始から1年、今更ながらですがビッグネームでゴンス。金のニオイがプンプンするハウストラックですが、いかんせん骨格が出来すぎているので、踊らずにはいられなくなる。

相容れないブラックコマーシャルハウスミュージック。ビッグネームだからって私には関係無いのでござる。

Arovane
(UweZahn)
●official
●about
●listen

[lilies]
(2004)
こりゃまた日本好きアーティスト。東京で仕上げたそうで。エレクトロニカ、ですが旋律はかなりイージーリスニング的。

Weathertunesより日本というサンプルをうまく消化していてLemon jellyより浅めな音。

Alva noto
(CarstenNicolai)
●official
●about
●listen

[mort aux vaches]
(2002)
少し回転中。

disc2収録、byetoneのズレたビートとミニマルパルスのシンクロナイズが聴けます。全体的にややインパクト不足でした。

[vrioon]
(2002)
リラクゼーションとノイズの、包容と抱擁。別次元の音が螺旋の如く絡み合う崇高さ。会得しました。

こちらは坂本龍一との合作。ピアノの調べとパルス・トーンの見事な調和。無駄な音が無く素晴らしいです。

[opto files]
(2001)
まずまず回転中。

Carsten NikolaiとThomas Knnakによるサウンドファイル交換コラボ。スタティックでストイックな音に包まりながらの睡眠は贅沢です。

Amen andrews - click here to Luke Vibert on page [L]

Amon tobin
(Cujo)
●official
●about
●listen

[bricolage]
(1997)
ドラムン忍者amonさんの1stフル。高速ブレイクスで時代にシュシュ!「へへッ」って感じ。

@のある種陶酔感のような印象は面白かった。全体的に媚びの無いところは好感は持てたかな。

[permutation]
(1988)
前作延長より。よりジャジーに落ち着きましたが切れ味健在。「ハァッ!」って感じ。

様々な音楽性を取り入れると凡庸になる典型。面白くはないです。

[out from out where]
(2002)
大御所で大袈裟な超創り込み。忍法大風呂敷大滑空!「フッ...」って感じ。

上に同じ。

[recorded live:solid steel presents]
(2004)
Ninjaの項目に入れたほうがええんかな。まあいいや。好評mix cdシリーズで仕切るアモン節。AFXですらアモン節。

AFXを回すとはけしからんっ!以上であるっ!

Apache 61
(Meiko Shimizu)
●official
●about
●listen

[danger]
(1997)
こいつは危ないロンドン在住のジャパニーズ・フィメイル・ドラムンベース・ニンジャ。彼女のぜんぜんオリエンタルじゃないブレイクス手裏剣を食らえ。

媚びたドラムンベースが台頭していた時代にapache 61のような乾いたドラムンは希少でした。サウンドポジションはPhotekとLukeの中間地点。

Autechre
(RobBrown &SeanBooth)
●official
●about
●listen

[incunabula]
(1994)
Autechreやめますか、それともニンゲンやめますか。最初からホモサピエンス対象に創っていなかった、とハッキリわかる電子の集合体。

これがファーストアルバムとは思えない完成度の高さに下を巻くはず。このディープな電子彫刻群に浸るしか無い。

[amber]
(1995)
強迫観念にも似た音場に、時折魅せる美しい隙。それぞれに苛まれる、憂鬱を創りだすテクノ怪盤。

初期オウテカではこのアルバムを一番聴き込みました。Cのメロディとビートのズレは快感です。お試しあれ。

[confield]
(2001)
もし、仮に、ビートの音像というものを楽しむか、利用すると言うなら最大級の価値があるでしょう。次段階のための実験ネタ集。

これがオウテカの分岐となったアルゴリズムを前面に打ち出してきた作品。興味深いがあまり賛同できないサウンドだった。

[draft 7.30]
(2003)
鉄人28号ですら、もしかしたらついていけない無機の調べ。反面、ストイックな打音構築にプリミティヴさも感じますがね…

策士、策に溺れるとはこのことか。システムを聴いてるみたいで音楽性に疑問を感じる。

[ganz graf]
(2004)
バトルドロイドの如き情け容赦の無い結晶音。人間である必要が微塵も無いある種の究極音。その姿は映像とともに鋭角で直角。

聴覚にとどまらず視覚までもをシステマティックに導く機械盤。いったいどうしろというのです、オウテカさん。

[untitled]
(2005)
若干チープな音色採用で、鉄腕アトムぐらいには戻ったような。しかしやはりプランクトンも発生しようも無いぐらいの化学ブレンドビート。

すばらしい、よくやったよここまで。前3作の存在意義を正当化させ、肯定派・否定派の壁を融解させる問題作となるか。

 … link    … under investigation    … nothing   ▲ back