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.Tape
(Daniel Romero)
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[flying over banugues]
(2004)
スパニッシュトロニカ。トロニカつけりゃあいいってもんじゃあありませんが、欧州牧歌系バッチリの和みトロニカ。Gel+Hausmeister…かな。ドット違いで別アーティストなので注意。

遊びの部分を心得ているポップなエレクトロニカ。媚びる所が無いのが非常によろしい。マイベストH、ザワメキの妙。

Takuya Sugimoto
(web, sammansa, ura ura)
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[the eva ep]
(1996)
のっけから、透けるような音像に集う音の潮流―グルーヴに心奪われずにはいられましぇん。Web名義でまさに絡み取られ。

大器晩成型で今もなお発展途上、日本の秘蔵ッ子で最終兵器。スパークする初期衝動テクノ。

[ivory tower]
(1996)
日本でエイフェックスっ子を目指すなら最高峰ではないかと。高品質はもとより上品で高級感のある音は、IDMとしては初めて。

非凡なる才能にしてこの完成度はAphexTwinレベル。知る人ぞ知るインテリジェンス溢れる超上質テクノ。

[i'm sweet]
(1997)
Web名義と比較してこのお祭り的ハレ度の高さ。消灯後のスタジオで機材が歌い踊っているようなテクノ版トイ・ストーリー。

ヨーロッパ産IDMというか当時のインテリジェントテクノの日本からの回答だ。甘美な叙情性と構成力は名うてのアーティストに勝るとも劣らない。

[piano a la carte]
(2002)
人が生きながらに必ず纏うポップスの音階根底を、如何に面白くヒネるか。その答である、電気音アラカルト。愛想でなく素直に素晴らしい。

数年の沈黙を破って放つは、弾けるクリックと哀愁を帯びたピアノの調べが絡まりあう心地の良い世界。最高傑作として私は推す。

Tampopo
(Philippe Bertrand)
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[sumo de house EP]
(2001)
間違った日本人観と誤ったエレクトロ観が故伊丹十三の元で合掌。クラブで聴いても明確なぐらいのとんがった音構成と密度にさらに合掌。

フランス発ドスコイ魂。音的にはチープさも漂わせつつ勢いあるドスコイ。いい感じなんでプッシュ!

Taylor deupree
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[.n]
(2000)
倫理が自分の中で”動く”のを感じる。9割方殺人パルス。情緒不安定なときは聴かないほうが、いい。

ストイックでミニマルなデジタル音響空間に接触不良音が突き刺さる。全体的に暗めのドローンが支配してます。

[mujo]
(2004)
美旋律の粋を集めるChristopher Willitsのギターの音からTaylorの摩訶不思議グリッチへ。このコンビで来日してたんですね。観たかった。

緩慢なメロディーにたゆたう優しいグリッチ。安心できる和み系のエレクトロニカです。

Team doyobi
(ChrisGladwin, AlexPeverett)
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[cryptoburners]
(2001)
リチャードさんに通ずる悪のコントラスト。輪をかけて歪みに歪んだ青春時代を主張するスカム風味のテクノ/エレクトロニカ。

ギミック満載の1stアルバム。展開も面白くて楽しめますよ。特に@がグッジョブ!

Technasia
(AmilKhan, CharlesSiegling)
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[evergreen]
(2001)
デトロイトさながらも時間差的に打ち込まれるクセのあるリズム、して音色は雅やか。仏中友好の証、テクノ・ユートピア。

テクノ街道直球どまんなか。身体の反応に無心で委ねるべし。上質テクノです。

[Recreations]
(2002)
12"リリースのコンパイルもので、よってたかってリミックス。アジアン旋律がギラリと光る、近未来香港が見える何をやっても名曲は名曲の群。

大抵のこうゆうアルバムはつまらないものですが、これは楽しめるケース。元が良いから仕方ないケースでもある。

[Nebula]
(2003)
ネビュラの星のテクノの勇姿。実は香港からですが、この人たちってハズレを知らんのかね、ってぐらい裏打ちグルーヴがお洒落にキマる濃い2曲。

タイトなグルーヴにへヴィーでドライビンなシンセを絡めた傑作。走ってる四つ打ちほど気持ちいいものは無いですね。

Terence Fixmer
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[muscle machine]
(2001)
3,2,1,マッスルマッスル!…ノイジーな可変エレクトロでビリビリ痺れるオトコのシビレるビート。くらえ筋肉電気パンチ。

エレクトロでアシッドでハードボディビートなジゴロ流。電流の波に乗った電子音に同調せよ!

[between the devil...]
(2004)
え?ニューウェーヴ?知る人ぞ知るエレポップグループNitzer Ebbからやってきたアホアホ兄やんにアニキのビートも控えめ。

Douglas McCarthyとのコラボ。なにか訴えかけたいみたいですがソウルが無いんだよ、ソウルが。

Terre thaemlitz
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[couture cosmetique]
(1997)
これは真剣にヤバイ。間といい、彼方から来るような旋律のピュアさといい、そして本能に野蛮に訴えるエクスタシーあるノイズ、など。この際問いませんから結婚してください。

レトロとモダンが絶妙に同居する非常に優れた音楽性は境地に達した人のソレ。問答無用で最高だ。

Theo parrish
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[1st floor]
(2000)
平常心はどこへやらなドラッグオーヴァードース感。人気no.1DJの初フルは、ぬめりと粘りと気だるさがやみつきになるナメクジグルーヴ。

その手練手管なグルーヴにどっぷり浸るとそこはもう恍惚世界。これは麻薬グルーヴか。

[the baby steps EP]
(1996)
そして準備中とは思えない強力EPは、フィーリー・ソウルのズンドコステップも淡白な仕上がり。でも精力絶倫。

かる〜いステップをさせるかのような軽量ビートでこれなら赤子も納得か。基本スタンスの原型を垣間見た。

Thomas fehlmann
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[visions of blah]
(2002)
トリップサウンドの権化。適度なbpmと控えめなビート音が、フロアにて気だるく、官能的に身をよじらせる。

見よ、この躍動感!そして、豊かなざわめきを感じよ!テクノランドスケープを堪能せよ!

Thomas schumacher
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[electric avenue]
(2000)
何ですか、この完膚無きまでのカッコよさは?全てのアニキが猫化しひれ伏すボーダー大破壊的世界標準グルーヴ。死んだ。

レトロスペクティブからフューチャーリスティックまでグルーヴが行き交う様は必見。もとい必聴。ドイツが誇るグルーヴ製造機。

[electric ballroom]
(2000)
Cあたりですでにイッてしまうモーレツアニキぶりを、日本盤ではボーナスライヴ付で堪能。若気の至りも全て許します。
electricなんちゃらってのはシリーズなんでしょうか。んなこたどうでもよくなる芯太ビートでとにかく驀進。

3 phase
(Sven Rohrig)
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[der klang der familie]
(1992)
これ、実はShinichi君と知り合った頃にもらったから、もう随分お蔵入りしてたことになります。で、カッコいいです。Transmatの陰陽、会心の2曲。

なんだか強迫観念にかられそうな展開に体がムズムズのA。Bは相反して美しくスペーシーなトラック。

Tiga
(Tiga Sontag)
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[american gigolo]
(2001)
エレクトロ野郎ども、カナダに集まれ・・・と、手堅い音が集約されたお得盤ながら、聴き進むにつれそのハードさに圧倒されることでしょう。

ジゴロの中でも渋めのトラックをまとめあげた激渋Mix。アメリカンジゴロは華麗にキメるぜ。

Tim tetlow
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[beauty walks like a razor's edge]
(2001)
童心、純朴、愛と希望。そしてtom sawyer的イタズラゴコロ。キラキラのおめめでもう一度世界を見直したいピカピカエレクトロニカ。

美しく儚い音の戯れ。完成度高し。eR推薦盤!

TRESOR
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[tresor never sleeps...]
(2003)
ハイル・xッxxー!真っ赤な腕章もまぶしい、鉄とオイル卍固めの激烈フロアサウンド。

ドイツ発超硬質四つ打ちハードテクノ。完全にフロア向け。

Tobias schmidt
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[black arts EP]
(1997)
住み込み工員が二日酔いで寝坊した時に聴こえてくる、そんな夢マボロシと嗚咽のフロアテクノ。

暴力的なハードさに五感も疲労困憊。特筆点もこれといって無くわざわざこの盤を手に取る必要もないね。

Triola
(Jorg Burger, The Modernist)
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[triola im funftonraum]
(2004)


Plumbline級の有機音メロディ。Aの反音楽的なタイムラグで打ち出すビート。この心地良さ墓場まで持って行きたいデンキスタイル指定重要文化財。

Tusken Raiders - click here to Mu-ziq on page [M]

Twerk
(Shawn Hatfield)
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[disappointing human EP]
(1999)
人間に失望したと言いながらお前も人間やん、という突っ込みが非常に正しいテクノ。有機的なカットアップが人間の証明。

ややアブストラクトでテンポが重たげなグルーヴが鼻にかかるが、一線を越えない常識をも持ち合わせている準秀作。

[now I'm rendered useless]
(2001)
そして新世紀には、己が役立たずと言いながらもしっかり礎を築き上げた元祖カットアップテクノ。病的なグルーヴが野生の証明。

クリックやエフェクティブな処理で職人技も見せてくれて表面的(音・構成)には良いが、本質(グルーヴ)がいまひとつ見えてこない。

Two lone swordsmen
(Andrew Weatherall &KeithTenniswood)
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[the third mission EP]
(1995)
蹴り出す足は力強く、でも上半身は挙動不審で迫りくる不思議グルーヴ。脳と腰が遠心分離します。

これって95年デビュー作なんですね。全く古さを感じさせないサウンドにちょっとビックリ。

[a bag of blue sparks]
(1998)
電子機器から放射されるブキミでフシギな怪電波を、フテキでステキな音に捻じ曲げる仕事人。

ウェザオール先生が作り出すうねるグルーヴここでも健在。自然と体も心も踊りだす。ABが特に秀逸。

[from the double gone chapel]
(2004)
むうう…ミキシング出張が災いしたのか。こーいうことはロック畑の方が上手な気もする実験パンクテイスト。ブキミ節健在が唯一の救い。

ジャケットのイメージが音によく合ってる。TLSにしては物足りなく過去の栄光を知るものはただ目を瞑るのみ。

[stockwell steppas]
(1997)


たくさん聴き込んだ青春のアルバム。ダウンテンポでダウナーなグルーヴは真似のできないノリを生み出しています。

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