artists S


Sabres of paradise
(AndrewWeatherall, JagzKooner & Gary Burns)
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[haunted dancehall]
(1994)
鋭利な刃の如きダビーなエフェクトが突き刺さるトリップホップ。美しくも猟奇的なまさに楽園の剣。

リリースされてから10年してようやく耳にしたその意欲的な音に感動。当時なぜ買わなかったのか悔やまれる一枚でした。それほどよい。

Santos
(SantePacello)
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[abrasive]
(2004)
喰い込みパンツを撫でるイタリアン南風が、怒涛の時代錯誤を汗をかきかきで仕掛けるイケイケハウス。

掃いて捨てるほどそこらにある雑種ハウス。いらね。

Sam & Valley
(???)
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[my favolite clinic]
(1997)
ガイジンは珍しかろうが、日本人である私はこの作為的さが鼻についてならない。バンドやってたころタイバンしたやつらにソックリ。ごめんなさい縁が無かったってことで。

ジャパンという素材であったり指標をデフォルメした外国人ウケするジャパニーズテクノ。日本人は意見の別れる所だろうが私は買い。

Sammansa - click here to Takuya Sugimoto on page [T]

Savath &Savalas - click here to Prefuse 73 on page [P]

Savvas ysatis
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[select]
(2001)
とってもやさしい4つ打ちに乗って、旅の車窓から眺める遠野にワクワクする様。知らず知らずにおやすみなさい。

骨太ビートに音数・展開も少なくシンプルでとっても心地が良い。音に身を任せましょう。

Scion
(ReneLowe, PeterKuschnereit)
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[arrange and process basic channel tracks]
(2002)
DJ御用達の中核レーベル、Basic Channelの音源をミックス、フルアルバム化でお披露目した必携品。震え上がるようなグルーヴの奥行きを堪能できまする。

トレゾー200番目にしてBasic Channel再構築盤。空間を感じる音響は秀逸としか言い様が無い。トレゾー嫌いもぜひ!

Scorn
(MickHarris)
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[anamnesis - rarities 1994-1997]
(1999)
モーレツストレス発散バンドから一転して、堪え難きを堪え組織するアブストラクトな逸品。ダークサイドに堕ちる音響世界。

94年から97年にかけて製作されたレア音源集。漆黒ダブサウンドが覆うダークネスワールド。

Seefeel
(MarkClifford, DarrenSeymour SarahPeacock, JustinFletcher)
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[succour]
(1995)
初期WARPのアンビエント名盤とのことで。超ダルダルな1〜2曲目を忍耐でクリアすれば道は開かれます。うむ、確かに迷盤。

aphextwinの影響でテクノにシフトチェンジしたseefeel。たゆたう電子音響の中にほとばしるエネルギーラインを感じる不朽の名作でしょう。

Senking
(Jens Massel)
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[silencer]
(2001)
ヘッドホン or フロア=大音量で体感的に聴くダブミニマル。言い換えるとある種のこけおどし的サイン波の膨張/収縮で、破綻は無くすんなりズッシリと。

音源待ち中。もすこし待っててね。

Shinichi Atobe
???
[ship-scope EP]
(2001)
もし盤を見かけたら、必ず手に入れてください。もし本人を見かけたら、必ず連絡ください。全てが謎を呼ぶChain Reactionの体液沸騰モノEP。

存在自体が時代の寵児前夜祭。

Simon begg
(SiBegg, S.I.futures, Buckfunk3000)
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[the mission statement]
(2001)
この壊れたorイカレたファンキーぶり!いそいそウチコミ&ハレでパーティな背反二律を同居させるフューチャー漢。

S.I.futures名義。ラップありーのロボット声ありーのですがこじんまりとしてる印象。ラストの曲が一番お気に入りでした。

[first class ticket to telos]
(1998)
常にハイな彼が、キーボードと波形をハイスピードでDTM上を滑走させるスーパー・ファンク。その距離3,000キロ。

エレクトリックファンク。疾走感は十分に感じられました。人生停滞気味の方に(笑)

Sixtoo
(VaughnRobert_ Squireimg)
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[chewing on glass & other miracle cure]
(2004)
たまーにピッチがずれてるサンプルがかわいい新人は、ダークさに命を捧げるヒップホップ。ネタより楽曲センスに一票。

これはヒップホップ拒否体質の方でも聴ける。色んな音楽要素を取り入れているのでウケる層は広いかも。

Skalpel
(MarcinCichy &IgorPudlo)
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[skalpel]
(2004)
細胞レベルでサンプリングしてもお釣りがくる程のジャズネタ徹底に脱帽。最早努力を聴くしかない!?

ジャズ大国ポーランドよりその恩恵を受けたかのようなジャジーなブレイクビーツユニット登場です。Cのベースにくにゃくにゃ。

Sketch show
(Haruomi Hosono , Yukihiro Takahashi)
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[audio sponge]
(2002)
始まりからいきなし私の苦手なニューウェーブ/エレポップ傘下のジャパニーズポップ節。中盤からのダウンテンポ〜グリッチに光明が(つづく)

[tronika]&[loophole]を先に聴いた私にこのエレポップ具合はいまいちだった。偉大な先駆者の新しい第一歩という意味で大事盤。

[tronika]
(2003)
(前回より)見え始め、今作の音の擦れ具合というか、Eカンジと思いきやAで落とし込まれるナルシスティックな高橋氏のボーカルに(つづく)

タイトルどおりエレクトロニカ節全開。エレクトロニカとポップスの融合というよりは両立。EkotやChronographなど名曲揃いの逸品。

[loophole]
(2004)
(前回より)腰砕けつつ聴きだして早半年。細野氏真骨頂かもなエレクトロニカ大爆発に、やっと報われる。「イーコーット」とか(つづく)

なぜリミキサーにCorneliusなのか。人選の根拠が意味不明ですが[tronika]とほぼ変わらぬ出来栄えに一安心の一枚。

[sketches & notations]
(2004)
(前回より)一緒に歌っている自分を顧みながら、超絶ゲストリミックス大会で盛り上がりつつopiateとの絡みがもっともしっくりくる秋の夕暮れでした。(つづく)

Prefuse 73など豪華なリミキサー陣ですが、みなさん無難なお仕事に徹してます。クレジットとは裏腹な備考盤。

[dsp holiday]
(1998)
知人いわく、細野氏が最も(YMOの)3人の中でセンスがある、とのことですが、これはすごい盤。3人(アトムとテツ)の正三角形脳ミソガチンコスペシャルトロニカです。98年ってウソだろ。

御大三名による和気藹々ラテントロニカ。シンプルさの中にも一癖も二癖もあるテクで楽しめる。しかしよくこの筋の人たちに声かけましたね。感心。

Son kite
(Sebastian Mullaert, Marcus Henriksson)
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[minilogue]
(2002)
この、どノーマルさ、箸加減もさじ加減も何もない。安心安全ですがスリルはない、スウェーデン発通勤各停的4つ打ち。

サイケなトランスがなぜ我サイトに。単調さからくる愚にもつかないグルーヴで聴く必要無し。いらん。

Speedmeter
(?)
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[sense of wander]
(2002)
これは関西人でエレクトロニカ好きなら、イッとかなアカンやろ〜、みたいな。冷めたブレイクビーツをひとつずつ、ひとつずつ。ジャケの蒼さも、悲しい色やね。

気が付けばそこは近未来のメガロポリス。闊歩する自分がそこにいた…。

Squarepusher
(TomJenkinson)
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[feed me wired thing]
(1996)
もうね、初めて聴いたとき、これアリ!と思いました。ジャコパスも天国で諸手を挙げる変態ベースとドランベとの融合。

rephlexからの1st。然るべきところから出るべくして出たポストジャコパス。

[hard normal daddy]
(1997)
なんかね、メジャーになっても、技あり!と思いました。さらにメタモルでキャッチーなオリジネイター。

フリージャズ+ドラムンベース。初心者にはこれから聴くのをおすすめします。

[maximum priest EP]
(1999)
やっぱね、波長ピッタリ!と思いました。トリップホップも余裕で遊ぶトム節。オーガニックなラストに圧死。

あんま印象に残りにくい音たちでした。Yee-KingとWagonChristのremixは面白かった。

[ultravisitor]
(2004)
そりゃね、2ndから久々に聴きましたが、極まれリ!と思いました。壮大なノイズもライヴ感と一体になる真剣勝負。

ここまできちゃったら次どうすんのって位の完成度。トムのパーソナリティの縮図のよう。

Stabilizer
(Marko Shark)
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[canine]
(2004)
完成度高いですよ〜ただし5年前でギリギリの線。イギリス人らしい小粋なクラブでよれる小洒落系ビッグビートサウンド。ブログ風オフィシャルもおっしゃれ〜。

実にくだらないコマーシャルな音、あっても無くてもどーでもいい内容。よって購入する価値は激しく無い。Web試聴するのも時間の無駄。

Steve & rob
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[pacific ocean]
(2000)
こりゃまた稀有な音。ラウンジ系を破天荒にWEG的エレクトロニカ崩ししたというか。波打ち際で拾った錆基盤。

一味違う和み系。gooomの視点に広がる穏やかな太平洋に魅せられた至福の時間。

System 7
(SteveHillage &MiquetteGiraudy)
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[777]
(1998)
テクノなのか?時代的ポップスなのか?波乱の幕開けとなった、プログレオヤジの逆襲。ぞろ目で大当たり。

中途半端な感じもしなくもない。曲が長めの割りにビートも単調で走ってないしちときつい。

[power of seven]
(2000)
7は威力。7こそ全て。ゲスト多数で繰り広げられる、プログレオヤジの挑戦。ギターのディストーションはほどほどに。

「777」でへこんだそこのあなた!だまされたと思ってこれ聴いてみてください!7の進化極まれり。

[mysterious traveller]
(2002)
10年来のランデブー、DerrickMay先生(○ゲ)とのコラボ。そして10年先を創造し続けるオヤジたちの躍進、どこまでも。

デリック節が効いてるせいか、単純にかっこいい。

[encantado]
(2004)
ブラジル地平に安住を見た、熟年カップルが熱く激しく挑んだ恍惚作。進化を終えるのか、プログレオヤジ。

4年で退化か。そうとしか思えないグルーヴのていたらくぶり。なんか伝わって来ないんだよな。

Susumu Yokota
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[sakura]
(2000)
桜咲く 春においたつ 羽衣に うち出で立つは エレクトロニカ …短歌も詠みたくなる日本の心。

時代の波に逆らわず、華麗に乗ったワビサビトロニカ。微かな神秘主義もシャープなタッチで聴きやすい。

Sven vath
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[retrospective 1990-97]
(2000)
高級セダンから航空会社まで、CM的というかとにかく企業イメージ的で大仰で出来合いっぽさ満開。一貫性はあるけど参加者の個性は薄め。

ハウス〜トランスシーンを牽引するSvenさんのベスト盤。コマーシャルなんで耳障りは良いですよ。

[contact]
(2000)
何でもあり、を高みへと完成させた、全音楽業界でも数少ない一枚。元シンセポップバンド、という柔軟性がなしたワザか。

テクノ・ハウス・トランス。もはやどうでもいいんですよジャンルなんていうものは。良いとこ取りのエレクトロニクスミュージックに他ならない。

[set my heart on fire]
(2002)
ハートに火をつけて、というか心臓が燃える暴力テクノ。この人の懐はどうなっているのか。いや心臓か。

DJ RushとRichard Bartzによる良い仕事なRemix入り。身も心も煮えたぎるハードテクノ燃焼系。

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