artists F


Farben
(Jan Jelinek)

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[textstar]
(2002)
水も滴るダブミニマルに混じるジャズサンプルがこの人の個性=ドイツの今日的エレクトロニカとしてヒジョーにわかりやすい結果となっております。マル。

ダビーなロニカで小気味の良いグルーヴを醸し出している。このベクトルは初期Andrew Weatherallにも通じる。

Fennesz
(Christian Fennesz)

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[field recordings 1995:2002]
(2002)
ごめんなさい。こんなにカッコいいとは思いませんでした。二枚目(顔)が創りだす二枚目(音)ノイズ/アンビエント。惚れそう。

コンピや別名義、サントラを集めたお特盤。非楽音をここまでの音楽性に高められる人はそういないでしょう。

[endress summer]
(2001)
この悲しみのノイズと哀しみの旋律の混合は、躁鬱としか言いようが無い。終わりなき夏に涙する色男。

緻密にプロセッシングされた電子音響もフェネスさんにかかればエモーショナルに響き渡ります。

[live at sala santa ceciliafennesz]
(2005)
終始フェネスさん節の方が強いように思いますが、どうあれ思考外からやってくる戦慄の旋律。19分はあっという間に終わるがいかんせん値段が高い。

せっかくのコラボレーションですが、それらしさがあまり感じ取れません。しかし純粋に音楽としての出来栄えは◎。メロディのしっかりとした曲を聴いてる感覚とさほど変わらぬグルーヴも◎。

Fila brazillia
(SteveCobby& DaveMcSherry)

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[the life and times of phoebus brumal]
(2004)
Soft,Flora purimのリミックスなど、国内でもおなじみ。ボサからヒップホップまで軽快に。

なんだ!?といままでのファンは思うこの雰囲気の変わり具合。色んな音楽性が入っててこうゆうのって普通だし飽きは早いかもね。

[a touch of cloth]
(2001)
ティールームで、カフェで、雑貨屋で、ナイトラウンジで…そう、耳にしがちなこの適度なBGM感が好み分かれ目。

ジャケットのアートワークは目を引きますね〜。音のほうはスカスカ軽め目のラウンジ系。

Flare - click here to Ken Ishii on page [K-O]

Fischerspooner
(CaseySpooner, WarrenFischer)
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[#1]
(2002)
こりゃあ懐メロ琴線ピンピンですなあ。ルックス含むエレポップ全開全快のディスコチューン。しかし音楽性はかなりしたたか。80'sは眠らない。

ジゴロ軍団の顔でエレクトロクラッシュ界の確信犯ことfischerspooner。一音一音がいやらしく響く21世紀型ディスコサウンド。

Flashbulb
(Benn L. Jordan)

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[Kirlian Selections]
(2005)
フィールドレコーディングとオーケストラをぐっちゃんぐっちゃんにするヴェネチアンとイングヴェィ(このサイト見てて知ってる人いるのか)が混ざったような人。

Squarepusherばりの高速ブレイクビーツ+クラシカルなメロを基調としたスタイルでありそでなかった優秀エレクトロニカ。

Four tet
(KieranHebden)

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[rounds]
(2003)
ロック&ポップスへの架け橋、と位置づけるなら、これほど明確に語ってくれる音はそうないでしょう。アート風味で業界的なものが何か、を知りたい人へ。

この人のポップな側面は媚びが感じられないのでとても好感が持てます。Lemon jellyが助さんならこいつは格さん(?)

[pause]
(2001)
PLAIDあたりと並行して聴くととってもおもしろいかも。楽器を演奏するように打ち込まれる音の粒立ちが秀逸。同時収録[paws]もオマケにはもったいない。

Gに際立つ迷子感がおもしろい。これのboom bip remixもあるがやはりオリジナルのが上。総合的にはポップに磨かれたブレイクビーツ。

[dialogue]
(1999)
これ、一番好きやなあ。「エレクトロニカは人のものである」象徴として、常に挙げたい。ショーン・ブースに聴いてほしい。

エレクトロニカとポストロックの対話でしょうか。独特の喧騒感がとっても心をリラックスさせてくれます。

[four tet vs pole EP]
(2000)
エレクトロニカとダブミニマルが異色の出会いを遂げた奇妙奇天烈盤。神業的昇華が堪能できます。

お互いの持ち味を殺す事無くうまくブレンド。音それ自体に孕む探究心を聞け。

Freaks
(JustinHarris, Luke Solomon)
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[creeps]
(2003)
個々も活発なDJが寄り添う粘着エレクトロ。ねとーっとしたファンク風味。キチ○イ、這う。

80'Sフレイバーの空気が肺を満たすノスタルジックエレクトロ。ナイストラックです。

Freddy fresh
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[last true family man]
(1998)
アシッドジャズ〜ビッグビート系が強いなあと思ったら、プロペラヘッズのリミックスとかやってます。しかしこの顔・・・まさに真実の家族愛。

軽量級のブレイクビーツに乗っかる多彩なネタも右往左往。しかしこの手つき・・・まさにゴッドファーザー。

Freeform
(simon pyke)
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[audiotourism vietnam&china]
(2002)
タイトル通り。変則ビートまでアジアンでオーガニックなテイストでアジアンビューティ。遅ればせたプログレ門外漢が、それを超えた。

ぼやけた質感が聴く者をトリップさせるかのようなベトナム&チャイナ+エレクトロニカ。

[prowl EP]
(1996)
A型気質(かどうかは知らんが)でキッチリ破綻なくまとめてあります。しかし、今時見た目がマトモなヤツほど(以下略)

90年代半ばのワープの音そのまんまって感じですね。構成力もあるし悪くないです。

[pattern tub]
(1998)
出ぇたぁー!希少性の高い母国西洋様式離脱系。着々と踏切台を見切る東方見聞録序章。布石にしてはコケる程デカい。

ボイスエフェクトのサンプルで構築されたF。身も心も浄化されそー。それ以外はパッとしなかった。

F.S.blumm
(Frank Shultge Blumm)
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[zweite meer]
(2005)
しみる・・・しみるなあ。どこぞのヒーリングシリーズみたいなダサいジャケから想像もつかないこのアコースティックな”鳴り”に現れわたる光景。日本の日常を離脱する。

押し付けがましくも無く聴かせるメロディ。トイ・ポップ路線にも通じるほのぼのさがあり、聴けば聴くほど味がでるスルメムジーク。

Funki porcini
(James Bradell)
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[fast asleep]
(2002)
筋金入りのサントラ・マスターが創りだす、過度な演出も装飾も何も無い、真の叙情。音だけでも参りました。

忍者の異端が繰り出すアブストラクトビートにラウンジ的な上モノが乗っかる音楽。ニューラウンジ系ってことで。

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